ケーススタディ:デジタルメディアコンサルティング|広告商品設計・技術連携支援|オンライン広告ネットワーク事業会社

クライアントの課題
広告収益を中核とする新規事業において、広告商品や媒体連携、システム基盤の構築を短期間で実現する必要があった。社内外に関与するステークホルダーが多く、技術とビジネスの連携が滞りやすい構造に課題があった。
アジトイの支援内容
構想段階から実装・運用まで一貫して支援。商品設計とテクノロジー接続の両面において、関係各社をつなぐ調整役・推進役を担い、広告ネットワークの立ち上げと継続運用をサポート。
実施施策
- 30社以上の媒体社と連携する広告販売スキームの設計
- 広告商品の企画・開発、および提案資料の整備
- 海外パートナーとの折衝・調整(技術・契約)
- 広告配信テスト管理と配信品質の担保
- 広告運用実務およびシステム保守のサポート
支援体制
- 事業責任者・技術チーム・海外パートナーとの週次定例(3種)を軸に横断的に並走
- 国内外の関係者間における調整・翻訳的支援(ビジネス要件と技術要件の相互理解促進)
- Slackを中心とした日次コミュニケーションとタスクフォローアップ
- 要件策定〜運用設計までを共創的に推進
- アジトイ代表・杉浦の国内外における人的ネットワークと現場主義のフットワークを活かし、欧米および国内の広告・アドテクビジネスの最新トレンドを継続的に調査・インプット
成果・示唆
立ち上げ初期から継続的に支援することで、複雑なステークホルダー構造の中でもスムーズな推進体制を確立。収益の早期化・安定化に寄与し、広告事業の自走体制構築に貢献した。技術と事業の「翻訳者」としての立場が、短期間での事業立ち上げにおいて特に有効であった。